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bk1がリニューアルのため、リンクがことごとくダメになっております。しばらくこのままですがご容赦を。(2005.04.13)
上のニャンコの写真は、猫と電線からいただきました。感謝。 書影は主にAmazon, bk1から借用しています。書影を利用するために、アファリエイトには登録していますがIDは付加しない(ライフログ利用部分を除く)安心設計です。気になるモノがありましたらお気軽にご利用ください。 コメント、トラックバックもお気軽にどうぞ。何らかのリアクションはすると思われます。 デジタルカメラがすごく欲しいです。 リンクなど問題がありましたら、shelf_mark@ホットメイル.コムまでご連絡ください。修正いたします。 最新のトラックバック
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やっと読みました。山名沢湖単行本3冊(ほぼ)同時発売分。3冊連続紹介してみましょう。 ▼委員長お手をどうぞ こちらは、今はなき「コミックハイ」で連載されていたもの。コミックハイは第1号だけ買い損ねていたので、今後どうやって手に入れるか色々考えていたのですが、すぐに単行本になって嬉しい限り。学校内の色んな「委員長」にまつわるお話がオムニバス形式で描かれています。個人的には「学級委員長」「風紀委員長」「図書委員長」などがお気に入り。サイン会にも行ってサインももらいました。嬉しい。1巻の表記があるので、続きも出るかと思うとなお嬉しい、そんな1冊。 ▼白のふわふわ こちらも今はなき、「OURS LITE」という雑誌に不定期に掲載されたもの。少年画報社から単行本化されないので、掲載しも全部持っていたのですがこれでやっと少し処分できそう。 こちらは、舞台は現代なのにファンタジー。夜になると体が伸びる夫を持つ夫婦の話や、新婚で越してきた部屋の隣人はカエルだったり、カップヌードルの中の赤い麺を食べたら、未来につながったりする話。あと、この本で秀逸なのは、「ハミング」。大事なものはそれが嫌になってしまう前に、すべてテディベアの中にしまいこんでしまう女の子の話。大好きな彼氏も、他の女の子と歩いているのを見た時には、「彼を好きで大事に思っている間に」テディベアの中に「しまってしまう」。山名沢湖の凄いところは、可愛らしい絵でありながら、ちょっとしたところに、毒をもっていてときどきチクッとするところです。 ▼スミレステッチ こちらは比較的少女漫画っぽい作品群。やさしいお話が多いですね。なかよし増刊なんかに載っているような系統のものが多いです。個人的に好きなのは、雨の中、歯医者に行くために乗ったバスの中で雨粒の中に見た男の子(女の子)の出会いの話「つづく・しずく・しずか」、小さな国のお姫様とその付き人の幼い頃の初恋の思い出の話「サルビア・ドレス」などがお気に入り。 山名沢湖はどちらかというと現代的な絵を描く人ではないのだけれど、やさしい絵でとても和みます。なのにときどきスパイシーで、とても味わい深い作家さんです。今後の活躍にも是非期待したいところ。 だから講談社には是非、なかよし増刊に載った作品の単行本化をお願いしたい。はっきりって今がチャンスだと思うのです。どうですかねえ? #
by shelf_mark
| 2004-12-12 22:37
| 漫画
http://www.tanomi.com/spacewarp/
「僕は僕の道を創り、そして、駆け抜ける」 だって! うーん、カッコイイ。 5250円を高いとみるか、安いとみるかですが、何よりも置く場所が無いことに気づいて少しヘコミました。 しかし、最近本を読んでないですねえ。ホンノコトなのに... #
by shelf_mark
| 2004-12-11 14:50
| 紹介/メモ
ちょびっと忙しくしておりまして更新さぼってました。
しかも、今日のエントリもやっぱり漫画です。 最近は買った本は、ほぼすべて積ん読です。恥ずかしい。 私的お気に入り漫画家「山名沢湖」の新刊3冊もまだ読んでません。 なのに、なんらか毎日本を買っています。どうするつもりだろう私は。 さて先日買った本(漫画)で読んだのはこれ。 菊地直恵+横見浩彦「鉄子の旅(1)」(IKKI COMIX/小学館) ちなみに2巻も同時購入。 内容はいうと、全く鉄道に興味のない女性漫画家と、全国のJR駅で乗車したことがある(下車は2005年2月に達成予定)ほどの鉄道マニアが、一緒に様々な鉄道の旅をするルポタージュコミック。 趣味って難しいですね。一方は大好きでも、もう片方がまったく興味がなければどうあったって相容れない。そりゃあ、普通の女性は、山の中の獣道みたいな道にしかつながっていない駅で降ろされて、「ね、すばらしいでしょ!」といわれても、その良さはわからないよねえ。私だって素直に認める自信は無い。漫画を読んでる分には面白いけれども。 しかし、1回読むのはとても楽しいけれど、この漫画、2度3度読むのかしら。 #
by shelf_mark
| 2004-12-08 01:15
| 雑記
「夏のロケット」(しか読んでない)の川端裕人のノンフィクション。調査捕鯨船に乗り込み1992年から93年当時の調査捕鯨のあり方について、いろいろと感じたところをありのままにまとめたもの。クジラを食べたことはないので、なんともいえないですが、充分に数がいる種類のクジラも捕ることができないというのは、どういうことだろうかと思いもあり読んでみました。
しかし、昔からクジラを捕って生活している人たちは、それがたとえ調査捕鯨であっても、結局のところ「クジラ漁」をしているという意識が染み付いていて、調査員たちとは明らかにクジラに対する考え方が異なっているなど、なかなか興味深く読みました。 商業捕鯨再開のためと調査捕鯨なのか、環境を守るための調査捕鯨なのか。 また、捕殺の致死時間が長いのは残酷なのか。そのために調査のためのサンプルが取れなくても良いのか。 そもそも調査捕鯨は有効なのか。 捕鯨の問題は、環境問題と非常に密接な関係にあり、たとえクジラが増えたといっても、商業捕鯨再開というわけにはいかない、なかなか難しい、ということを認識させられました。正直なところ、捕鯨に反対している人たちというのは、動物愛護的な観点で反対している人が多いんじゃないかと漠然と思っていたところもあったので、そうではないことがわかり勉強になりました。 ただ、保護しなければ絶滅の危機があるクジラ(例えば、シロナガスクジラとか)を捕ろうというのではなく、充分にいるミンククジラでさえも、南氷洋は「聖域」にするから、いかなる漁もしてはならない、という考え方は本当に正しいのだろうか。これまでのような商業捕鯨が再開されることはないとしても、調査捕鯨を続けることもできないんだろうか。著者は「捕鯨賛成」「捕鯨反対」の二極で捕鯨の問題を考えることの限界を示唆しています。 環境問題だけでなく、非常に政治的な問題もはらんでいるので、捕鯨再開というのはなかなか難しいとは思いますが、若い鯨捕りたちが新しい捕鯨のあり方をうまく作り上げていくことができることを願いたい。 そもそも最大の問題は、人間が現在の便利で快適な生活を続ける以上、環境は常に破壊され続けているということだと思うのだけれど、これを解決することは我々にできるのだろうか。 #
by shelf_mark
| 2004-11-28 23:36
| 読んだ本
読んだというほど読むところはないけれど、一通り目を通しました。買おうかどうか迷っていたんですが、私が行く書店の店頭平積みからそろそろ無くなりそうな気配がしたので、少し前に購入。
以前、日記の冒頭に書かれていた本日の一言だけを抜き出して再編集したもの。しかし、PHPの装丁はちょっと地味ですよねえ。あと値段も少し高めかな。 基本的には、日記の冒頭の一言なわけですから、本来は日記の内容や当時に考えていたこと、思ったことなんかとリンクしているはずなんですが、言葉だけを取り出しても、独立した本にできるというところが凄い(商業的にも)。真理というか真相をするどく見る目はやはり独特の方向性を持っているのでしょう。そういうところに素直に惹かれます。 日常的に使われている言葉やモノに対して、感じた疑問・違和感などについての、独特の解釈に基づいたいわゆる『ひとこと集』になっているわけですが、「そうだ! その通り! さすが!」と思うものが多いものの、時には自分の怠惰を攻められているような気がして、ちょっとドキッとさせられるという、なかなかに癖のある本です。 世の中には、『もっとリラックスして生きればいいよ。』『君は特別な君なんだよ。』なんて内容のことが書いてある絵本みたいな本(大体1000円ぐらいで小さい)がいっぱい売れていますが(これはこれで元気が出るという人も多数いるでしょうから良いのですが、個人的にはちょっとね...)、そういった本よりは、はるかに痛快だと思うし、ひょっとしたら、ほんの少しだけ役に立つこともあるかもしれない。 でも、やっぱりちょっと高いよねえ? #
by shelf_mark
| 2004-11-23 18:22
| 読んだ本
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